ずっと文章を書きたいと思いながら、今日まで来てしまった。
妨げたものは、「何を、どのように、誰に対して、書く”べき”か?」という”べき”たち。
でも私はどちらかというと、私が書きたいから、書きたいのだ、と開き直った。
言葉にして残していかないと、
せっかく考えた、感じた、瞬間たちや
ちょっと感じた違和感や小さな幸福感たちが
こぼれ落ちていってしまうのが、ただただ勿体無いから。
もしくは、
言葉にして残そうと思わないと、
考えられる、感じられる、瞬間たちや
ちょっと感じていたはずの違和感や小さな幸福感たちに
気付けないかもしれないのが、悔しいから。
できることならば、せっかくならば、
沢山のことを味わいたい、味わい尽くしたい私が、
日常のあれこれを書き残す。
たまたま立ち寄ったどなたかにも、ご賞味いただけたら
そんなに嬉しいことはない。
ただ、私にとって美味しくて、あなたにとって美味しくなくても
それはそれでどっちでも良いし、どっちも良い。