今まで「不登校」に関連する以下の情報について、なるべく簡単に、わかりやすくお伝えするべく
1スライドでまとめてきましたので、本記事はその総集編です。
・各情報を一覧で見たい
方向けに記載しております。
①から順に見ていただくことで、全体感を理解いただけるようにしております。
①法律から読み解く「不登校」
まず、「不登校」について
国はどのように定義しており、どう対応していこうとしているのか?
について法律の観点から理解していきます。
参考:文部科学省
・不登校の現状に関する認識
・義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律(概要)
・誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)
②「COCOLOプラン」と「不登校・いじめ 緊急対策パッケージ」
次に、今現在の「不登校対策」を知るべく、
2023年3月31日発表の「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策 COCOLOプラン」と、同年10月17日に策定された「不登校・いじめ 緊急対策パッケージ」について、
両者の関係性を以下のスライドに整理しました。
・誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)
③「不登校」の居場所ガイド
「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策 COCOLOプラン」では、
一人一人にあった居場所の重要性が明記されております。
ですので、ここでは「実際にどんな居場所があるのか?」について特徴や対象等を整理しました。
上記以外にも、「NPO法人が運営している居場所、学習塾、習い事」なども居場所として挙げられます。
参考:文部科学省
・「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)(不登校児童生徒を対象とする特別の教育課程を編成して教育を実施する学校)について」
・「教育支援センター(適応指導教室) に関する実態調査結果」
・「小・中学校に通っていない義務教育段階の子供が通う 民間の団体・施設に関する調査」
・「高等学校通信教育の現状について」
④「不登校」の進路ガイド
現時点での「居場所」も重要ですが、
先々どんな進路の選択肢が存在するのか?も知っておきたい内容かと思います。
そこで進路を一覧化したものが、以下です。
※国立小学校、中学校、高校は数が少ないため今回は除外しております
⑤不登校の子どもへのOK/NG 声掛けガイド
1スライドで学ぶ「不登校」 まとめ
お子さんが「学校に行かない」状態になった際、
お子さんの気持ちを第一に関わることが重要かと思います。
ただ、その際に
「不登校になったらどんな問題があるのか?」「具体的にはどうすれば良いのか?」「将来は大丈夫なのか?」など
様々な心配も同時に出てくるのではないのでしょうか。
その心配を払拭するために、「情報を得ること」は私はとても重要だと思っております。
・国としても「不登校」は誰しもがなりうることだと認めており、子どもにあった学校外の居場所で過ごすことも推奨されていること
・実際に不登校の子どもにあった様々な居場所の整備が今進んでいること
・子ども進路としても、不登校特例校・公立・私立・通信制学校等、選択肢は多様であること
(実態として、「居場所へのアクセスが難しい」「コスト面でハードルが高い」等、課題も様々存在していることも事実ではありますが)
それでも、知ることで漠然とした不安は少しでも晴れるのではないかと思い、本ブログを執筆しております。
その他、知りたいこと、わからないこと等ありましたら、情報を整理していきたいと思っておりますので、画面下部の「問い合わせ」ページよりご連絡ください。
客観的情報に加え、不登校の子どもへの悩みを抱えられた保護者の方の主観的なお気持ちやご経験を知ることも、助けになるかと思います。以下書籍が優しく、わかりやすく、ご説明されておりますので、少しでもお気持ちが動いた方はご覧いただければと思います。